こんにちは、golgoです。
皆さん壁と壁の間に自作家具や棚板を設置した際に
「測った寸法通りカットしたのに壁と棚板の間に隙間が空いてしまう…」
「測った寸法にカットしたのに棚板が入らない…」
といった、経験はないでしょうか?
こういった場合は壁の矩手(直角)が違う事などが原因で起こっていることが多いです。今回はこういった悩みを解決するノウハウを紹介しこうと思っていますのでよろしくお願いします。
壁の矩手(直角)は合っていないことを前提として作業しよう。
壁内に取り付ける家具や棚板を設置する場合、基本的には壁の矩手(直角)が合っていないことを前提に考えて取り付け物の寸法出しを行います。
1.壁と壁の間の幅寸法を測ります。測る際は取り付け箇所の壁体の前後を測るようにしましょう。
2.壁に指金など直角の物を当てて壁の直角を確認する。
3.取り付け物に墨をしてカットする。
このように壁体の矩手(直角)を確認して取り付けを行うことで壁との間に隙間ができずにスッキリと収めることができます。
複雑な形状の壁に天板や棚板をスッキリ取り付ける方法。
取り付け物の取り付けたい場所の壁がカクカクしている所であったり角度が付いている所だとなかなかピッタリ寸法を決めるのは難しいのですが、ひと手間かけるだけで、寸法を測ることなくピッタリにカットすることができます。
その方法はベニヤ板や段ボールなどで壁の型を取り、型通りにカットするという方法です。
1.取り付けたい高さの所に棚受けなどを先に固定する。取り付け位置に近い位置でないと正確な型が取れないので先に棚受けを取り付けておいてください。
2.壁の形に合わせてベニヤ板や段ボールを瞬間接着剤を使って繋いでいき壁体の型を取ります。(瞬間接着剤用の硬化剤(プライマー)があると接着剤が瞬時に硬化するので作業効率が良くなります。)
3.2で取った型を使用して取り付け物に墨をします。
4.墨通りカットします。
5.取り付けをして作業終了。
壁と壁の間に家具をスッキリ取り付ける方法
DIYなどで製作した家具を壁と壁の間に取付けを行う場合にはいくつかコツがあります。
それは壁と壁の幅寸法ギリギリで作らない事です。
箱物の場合、組み立ては矩手(直角)を確認しながら製作するのが基本です。
矩手(直角)に家具が製作できていないと上下前後に矩手(直角)に製作した時より余分に隙間が空いてしまったり、実測した寸法で壁と壁の間に収める事ができなくなってしまい、取付け作業の際に余計な手間が必要になる可能性があるので、製作の際は必ず矩手(直角)に製作物を作りましょう。
そして家具をスッキリ収める方法ですが、
1.あらかじめ左右の壁側に5㎜〜10㎜くらいクリア(隙間)ができるように製作をして、空いた隙間は製作物と同じ材料や色の材料を用意しておき、用意した材料を挽き割って埋木をする方法。
2.壁と壁の間の幅寸法・矩手をしっかり確認をして、製作物の幅寸法は実測した寸法より2㎜程度短く製作を行います。
こうする事で取付け物と壁に僅かに隙間を作ることで取付け時に壁を傷つけづらくなります。(100%傷つけないで作業できるかは作業者次第なので気を付けながら安全に作業してください。)
1.2.共通での注意事項は無理に作業を進めない。ということです。
DIYは個人の趣味なので1人で作業を進めることが多いかと思いますが、無理に作業を進めてしまうと壁紙等を傷付けてしまう恐れがあるので、製作物運ぶ時や、取り付け時に製作物を支えておく時などは、身の回りの方や家族に協力をお願いするのも良い作業をするコツだと私は思います。
どうしても1人で作業しなくてはいけない場合は、1人でも簡単に作業できるような方法をこれから当ブログで紹介していきますので、よろしくお願いします。
今回の作業で必要な工具紹介。
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- インパクトドライバー
マキタ インパクトドライバー 充電式 インパクト ドライバ 【マキタ】 TD149DRFX 18V 3.0Ah バッテリ 2個・充電器・ケース(白色)付属 価格:32,593円 |
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- 電動ドリル
価格:17,980円 |
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- 電動丸ノコ
MAKITA マキタ 18V 電動ノコギリ 日本仕様 マキタ バッテリー 純正 BL1830 セット バッテリー 正規品 充電 電動 丸のこ 丸ノコ BL1840 BL1850 価格:25,080円 |
- 鋸(ノコギリ)
- 鉋(カンナ)
- 指し金(直角定規)
- 玄翁(カナヅチ)
- レーザー墨出し機(水平器で代用可能です。)
- 水平器
- 留型(“留め”45°の角度を墨付けや鋸挽きする際に使う方です)
- クランプ
あったら便利な物
〇ベニヤ定規(丸鋸定規)
ベニヤ定規はホームセンター等で購入できないので自作する必要がありますが、あると便利なので用意しておきましょう。
まとめ
今回はどうだったでしょうか。
壁と壁の間に収まる家具について説明させていただきました。
画像等が足りていない部分は画像の用意ができ次第、追加していきますのでもうしばらくお待ちください。
見ていただきありがとうございました。